norimilesがオススメする 名品?! 銘品?! 迷品?! タイムズ 第二回 Kartell(カルテル)/ボビーワゴン~ イタリアデザイン家具Vol.1

L.V.P.womanの読者の皆さんに、ノンジャンルでこだわりの名品、銘品、迷品を紹介するコラムです。取り上げるモノはいずれも自身が保有したり、使用したりしたことが基本。実際に触れたからこそ分かる良さをお伝えします!

ファッション、インテリア、ステーショナリー、アウトドアなどのこだわりのものから、キッチン、食品や日常品まで。その真価がわかるもの、その魅力の再発見ができるものを。私的に勝手なこだわりをもとに極力冷静に。選択の参考になりましたらありがたく存じます。

初回はJ.M.ウエストンのローファーについてしたでした!ご覧いただきありがとうございます。

在宅ワークはデスク?
リビングテーブルでならこれを追加で機能的かつ美しいデスク化完了!

※様々なサイズがあるボビーワゴン(右) サイズは42(幅)×43(奥行)×73(高) およそテーブルと同じ上面高。

第ニ回はファーニチャー。
イタリアンデザインの雄、Kartell(カルテル)の収納アイテムや椅子。もう一つ、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションにも選ばれているジョー・コロンボデザインの“ボビー・ワゴン”。二回にわたってお届けします。TOP画像で二つの製品(と犬、笑)を並べてみましたが、見てのとおり大きな共通点はABS樹脂素材による製品ということ。

1970年代の最新素材は50年近くたった今の部屋に置いてみても、モダンという言葉が感じられます。木、土、石、金属。人の生活空間、部屋に使う素材は自然素材ベースで変わらないとすれば、この異素材は常に新鮮なものとしとして日常に入り込むものになるのでしょう。もう一つそう思わせる要因が、その加工の自由さによるデザイン。この素材に出会ったデザイナー達が自由に考え、今までできなかったことを製品に落とし込んでいったワクワク感も伝わってきます。

よく雑誌では見かけるけど使いやすいの?デザイン優先じゃないの?

先に、ボビー・ワゴンから。70-80年代に“ボン・ボビー”という愛称で呼ばれていたことを記憶しています。その歴史や、デザイナーについてはあちらこちらに掲載されておりますので割愛!。2019年の現在、在宅ワークの方はもちろん、仕事を自宅に持ち帰りPCでなんて方もいらっしゃるでしょう(もちろん、そんなことはないにこしたことはありませんが)。ご自宅に仕事用のデスクがある方は良いですが、リビングダイニングでちょっとという方も多いのではないでしょうか?

リビングテーブルの上には何も置かない事が部屋の美しさを保つ基本だそうです!しかし、作業時は文具やら資料やらが必要なはず。ボビーワゴンは上面が標準的なテーブル高の70cmに近いレベル(いくつかサイズ違いがあります)。キャスターでテーブルにゴロゴロよせればそれはワーキングデスクの袖引出し!

天板にはA4サイズ資料を平置き。3つに仕切られていますのでペンや封筒をおけば仕分けられて美観もOK。手前に引き出すスライド式の3段トレイには、文具、領収書系、DM類と分けて使用。浅くないかな?とお思いの方、深すぎないことでモノを入れすぎず、ごちゃごちゃにならないということでもあります。

サイド部分に3段にわけて書籍や、資料ファイルを良く見える状態で差しこめます。背面にも同様のポケットがありますが、この棚板、二段目三段目がはずせるようになっており、大型の雑誌などが登場した場合は中の棚をはずして差し込むことが可能。大したことはないようですが、「ああ、もう少し高さがないと入らないよ!」みたいなストレスがなくなります。下部には、投げ込み棚が二つ。こちらは書籍などのチョイ置き用です。

どんなインテリア、家具にもなじむ、お洒落なのに主張しないシンプルデザイン

※Kartell “コンボニビリ”のスクエアタイプ。70cmのテーブル面なら普段はその下に収まり場所をとりません!ナイス。

そんなボビーワゴンは落ち着いた白の四角柱。部屋にポツンと置いてあってもそれ自体が美しい乳白色のオブジェのようでもあり、うるさくありません。

そしてボビーワゴンの日常業務から一段落した資料たち。まだ完全にしまったり、処分するには早く、たまに見なくてはならないものは、Kartellの収納ニビリに移動。丸い円筒の二段や三段のものをよく見かけますが、上部はオープン、下部が扉付きで四角柱のものもあるんです。ボビーワゴンより四隅がラウンド処理され、より柔らかいデザイン。こちらはテーブル高よりやや低いため、普段は下に忍ばせておけば場所をとってしまうこともなしです。

ところで、読者の皆さん部屋のインテリアはどんな方向性でしょうか?
シック、ナチュラル、ガーリー、それとも、在宅ワークの方はシンプルオフィスな感じ?はたまた“男前”!?部屋の雰囲気にあわせて、家具選びは最初にいろいろ決まってくるかと思いますが、後から必要に迫られたり、収納物が増え買い足すこともありますよね。
そんなときこれらABS樹脂素材の製品は、どんなインテリアともマッチングがいいのも魅力。

写真のとおり、筆者の部屋は、床はパイン材で壁はオフ白の珪藻土。しいて言うなら北欧風ナチュラルかな?ですが、そこにこのABS素材は結構違和感なくはまっています。気を付けなければいけないのは、色を統一すること。後から導入家具なら写真のホワイトがベストです。白すぎない乳白色は馴染みがよく、またABSの経年変化で色が少々飴色になってくるのも悪くありません。買い足していくときも色選びで悩むことから解放されますしね!

次回はそんなKartell のさらなるファーニチャー、チェアやマガジンラックを紹介していきます!

※TOPの写真は“ボビーワゴン”と、“Kartellのコンボニビリ、スクエアタイプ。
写り込んだコーギー犬でサイズ感を感じてください(笑)

※本文章は、個人の所見と使用感に基づいて記載されております。読者の皆様のご参考になれば幸いです。