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norimilesがオススメする 名品?! 銘品?! 迷品?! タイムズ 第二回 Kartell(カルテル)~イタリアデザイン家具 Vol.2

L.V.P.womanの読者の皆さんに、ノンジャンルでこだわりの名品、銘品、迷品を紹介するコラムです。取り上げるモノはいずれも自身が保有したり、使用したりしたことが基本。実際に触れたからこそ分かる良さをお伝えします!

ファッション、インテリア、ステーショナリー、アウトドアなどのこだわりのものから、キッチン、食品や日常品まで。その真価がわかるもの、その魅力の再発見ができるものを。私的に勝手なこだわりをもとに極力冷静に。選択の参考になりましたらありがたく存じます。

前回に引き続き、イタリアンデザイン家具Kartell(カルテル)の魅力についてご紹介します。

デザインと機能性の同居

前回はKartellのキャスター付き収納、コンボニビリをご紹介しました。
こちらの写真は、より商品としては有名なコンボニビリ(三段)です。自宅のテラコッタタイル貼りのサンルームに置きました。上から植木や花の栄養剤や、蚊取り線香などのガーデン周りの備品。二段目にはキャンドルやそのストック、虫よけキャンドルなども。そして再下段には飼い犬の粗相を拭き取るアルコールウェットティッシュのストックをがっつり。空間にはなかなか収まりが宜しいのではないでしょうか?赤い珪藻土壁、緑の木製ブラインド、テラコッタのレンガ色。二系統の色は補色ですから、もう一色は厳しいですよね。そこで、この、ほんとぱっとしない(笑)白が一番なのです。

収納は前面がスライドで開きますので、小物ならすぐ取り出せます。丸い穴に指を入れてずらしていくのですが…その難点は扉のスライドが円周に沿って内側を動きますから、奥にモノを押し込みすぎると開閉の時にあたって少々不快です。ただ厚みがないので開閉が止まってしまうということはあまりないんじゃないかなと思います。また、トップにあまり重いものを載せますと、センター部分が沈みます。写真はドライフラワーですが、水入り花瓶はおすすめできないかもしれません。ものを載せていなければ、コーヒーカップやグラスのチョイ置き場所になって便利です。

マガジンラックって必要か?そして便利なのか?

マガジンラックは、二度と読むことのない雑誌に積もる、埃という雪を愛でるためのモノでしょうか?という意味において、雑誌を重ねて置いていくマガジンラックはあまりお勧めできません。言うまでもなく重ねて置いた下の雑誌は取り出しにくいし、そもそも表紙が見えないので忘れ去られてしまいがちですよね?

写真はKartellのマガジンラックです。コチラは4つのポケットが左右に段違いになっているものですが、6つのものもあります。入っている雑誌を見ると大きさがわかるかと思います。皆さん、お気づきになると思いますが、入っている雑誌が見えるんです。本屋で棚に陳列されているように縦置きであることに加えて透明なんです。表紙が見えますよね!Karetllは白が良いと散々言ってきましたが、透明でないと表紙が見えません。カラーバリエーションは、白、黒、赤、シルバーに代表されますが、この商品だけは透明押しですね。家具の色が増えすぎないほうが良いことには前に触れましたが、透明はそもそも色ではないです(笑)。デザインと、カラーそのものが機能になっている好例だと思います。

無理して海外の雑誌を入れる必要はないですよー。そして丸見えが嫌な人にはスモークっぽいものもありました。購入を検討されているのでしたら探してみてください。中央部分に持ち運び用の手かけの丸い穴がありますが、6つポケットのものをを選ぶと、大変かもしれませんね(笑)。

チェアもあるんです!“デイトレイダー”感はなし(笑)

そしてこちらはキャスター付きチェア。Maui Chair(マウイチェア)と呼ばれています。デザインは巨匠マジストレッティ。デザイナーの椅子といいますと、まずはイームズ、そしてヤコブセンあたりに目が向きませんか?でもちょっと待ってくださいませ、“イームズ部屋片隅系”って雑誌まんま。そこでこのKaretellをおすすめします。一体成型のポリプロピレンはマット仕上げのため、パンツ一枚で座っていても(失礼!)“ももうら”がはりつきません(笑)。座面も横幅が広く、成形のアールが非常に心地よくお尻から腰、背中にフィットします。そのため、あまりチェアマットや、クッションのようなものは敷きたくありませんが、冬場はひんやりしてしまうことを覚悟しましょう。いわゆるデスクチェアではないので、リクライニングはありませんが、程よく厚みのある素材自体の柔軟性のため、後ろに反ると適度にたわみ、そこも良し。

脚部はクロームスチールでがっしり重く、キャスターも極めてスムーズに回ります。上部の素材の軽さとあいまって、非常にバランスの良さ、移動の軽さを感じます。犬を飼ってらっしゃる方は、キャスターへの毛の絡まりにはご注意くださいませ。写真通り肘掛付きとなしの2客を保有しておりますが、Mauiは、昇降機能付きのものや、キャスターのないスタッキングチェアも同デザインでラインナップされています。この肘掛け、よくあるチェアと肘掛けの持ち手の向きが逆です。座っていても後ろから肘掛けを持って動かせたりします。いつの間に手前のパイプを掴んでいたりして、肘を置くだけでなく、無造作に手を置いてしまうような作りに思えます。こういう一見無駄な要素が心地よさにつながるものです。

写真撮影のために、リビング/ダイニングに移動してきましたが、普段は勉強部屋(笑)で壁に作りつけしたカウンターデスクに並べて、肘掛けをメインに使っております。

最後にカラーについて…こちらも白ではありません。
おススメは白です。しかし、なんで白でないのですかと言いますと、このペイルトーンのブルーは、メーカーによっても微妙に違いますし、なかなかピタッとくるものがないんですよ。そして当方、この色が大好きなのでした。北欧系というか、このブルーとグリーンのくもりガラスのような色合いに、勉強部屋(笑)の壁紙を塗り替えており、そことの相性が良いので選びました。このMauiはとてもカラーバリエーションが豊富なので、是非色選びをお楽しみください。

※TOPの写真は“Kartellコンボニビリ(3段)。ABS樹脂製のホワイトカラーがつやつやで、引き手も目のようでかわいいです。
※本文章は、個人の所見と使用感に基づいて記載されております。読者の皆様のご参考になれば幸いです。